1.紅ノ夜ノ唄

作詞:MIKOTO
作曲:MIKOTO

曰く、とめどなく 流れ落ちるは緋色のフアンタジイ
君を酔わすマジック 湿った声のノスタルジイ

曰く、ゆるぎなく 時を刻むは錆び付くフアンタジイ
灯るガス灯が 色を着けるは 影ふたつ

永久(とわ)の約束は交わせない
恋とあやかしを混ぜた 幻想模様の運命(さだめ)

夜は満ちる 紅く染まる
深く繋がれた縁 失った子猫
想い満ちて 巡りくれば
君は何を望み どんな終わりを願う

ゆら ゆら ゆら
輪廻の方へ誘え
紅蓮の御鏡
恋伽の君 映した

曰く、夢うつつ 絡まる糸は緋色のフアンタジイ
やけに仄暗く 重なるように 影ふたつ

煉瓦の騙し絵じゃ描けない
そっと瞳開けたなら ほら、動き出した運命(さだめ)

闇は満ちる 紅く染まる
今は刹那の眩暈で 全てを包んで
時が満ちて 巡りくれば
君は誰を愛し どんな終わりを願う

ゆら ゆら ゆら
輪廻の方へ誘え
紅蓮の御鏡
恋伽の唄 奏でた

夜は満ちる 紅く染まる
深く繋がれた縁 失った子猫
想い満ちて 巡りくれば
君は何を望み どんな終わりを願う

ゆら ゆら ゆら
輪廻の方へ誘え
紅蓮の御鏡
恋伽の唄 奏でた

ゆら ゆら ゆら
輪廻の方へ誘え
ただ ゆら ゆら ゆら
恋伽の唄 聴こえる


2.Eidolon

作詞:MIKOTO
作曲:DANI

こうして消える 光 混ぜた景色
まだ気づかない 僕は何を見てる

足音が映すシルエットで
見知らぬ記憶へ 深く堕ちてゆく

夜空はリアルなのに 全て夢の調べ
宝石のように君は 何処かで微笑んだ
だから僕は 目を伏せて祈ろう
星の声が聴こえたら 誰か 鍵を開けて

街に溶けた 悲しみは綺麗で
ただ迷うまま 心を覗き込めば

ほら 怯えながら
眠りにつく僕がいるでしょ

夜空はリアルなのに 全て夢の調べ
入れ替わる眼差しは 遠くで憂うだけ
だから僕は ここから手を伸ばす
願いが届かなくても 誰か 気付いて欲しい

幻は淡く 頼りなく
目覚めるまで そのままで

夜空はリアルなのに 全て夢の調べ
宝石のように君は 今でも笑ってる
だから僕は もう一度祈った
何も聴こえないとしても 君が 鍵を開けて